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新入荷ワイン・在庫ワイン Nouveautés et Carte des Vins

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2023
Vougeot 1er Cru
Les Petits Vougeots Domaine Fourrier
ヴージョ 1er Cru レ プティ ヴージョ
ドメーヌ フーリエ

  • Stock:1

¥48,400

*評価*

深みのある赤紫の色調。香りは控えめながら、黒果実とスパイスがゆるやかに重なり、奥行きのあるミネラル感が漂います。口に含むと落ち着いた果実の厚みが広がり、タンニンは緻密でしなやか。快楽的というよりは端正で、静かな品格を湛えたスタイル。91–94/100点 Inside Burgundy

*ドメーヌ・フーリエとは*

ジュヴレ・シャンベルタン村を中心に約10haを所有するドメーヌ。現当主ジャン・マリー・フーリエ氏は、ヴォーヌ=ロマネの巨匠アンリ・ジャイエのもとで修業を積み、1994年に家業を継承しました。彼の哲学は何よりも自然に即したテロワール第一主義であり、畑では化学的介入を避け、徹底した手作業による自然な収量制限を行っています。特にミルランダージュ(結実不良)と高樹齢のブドウ樹に強いこだわりを持ち、凝縮した健全な果実を得ることを重視しています。

ドメーヌのワインとは別に、コート・ド・ニュイ各地の信頼できる旧知の栽培家からブドウを購入し、自ら醸造を行うネゴスものも手掛けています。A.C.ブルゴーニュに関しては自社畑と買いブドウをブレンドしており、ドメーヌものと全く同じ醸造法で仕立てられます。

醸造では全房発酵を行いません。その理由はタンク内に酸素が入りすぎること、そしてアルコール度数を過度に上げないためです。一度すべて除梗した後、粒と梗を層状に重ねる独自の「サンドイッチ法」で発酵を行い、ピジャージュは手作業で1日2〜3回行います。この方法により梗の熟度を見極めながら、アルコールのコントロールとワインへの清涼感を両立させています。粒と梗を一度バラバラにしてから層にするこの手法は、他の生産者ではほとんど見られません。

2023年のアルコール度数は、グリオット=シャンベルタンで13.9%、プルミエ・クリュで13.2〜13.8%。グラン・クリュでは放置すれば15%に達する可能性があり、酸を残しつつ発酵を管理する工夫が求められました。梗の使用率は2022年が20%、2023年が30%。熟した梗がアルコールを吸収し、ワインに清涼感を与える重要な役割を果たします。

フーリエのワインは、力強さよりも繊細さと透明感を重視し、シルキーな質感とミネラルの緊張感を併せ持ちます。熟成とともにさらなる奥行きを見せ、テロワールが持つエレガンスを体現する造り手です。▶︎Domaine Fourrier

*レ・プティ・ヴージョとは*

ヴージョ村の北端、シャンボール=ミュジニーと接する位置にあるプルミエ・クリュ。特級クロ・ド・ヴージョの北側斜面に隣接し、わずか3.5haの小区画から構成されます。標高は約250〜280m、東向きの斜面で日照に恵まれ、丘の上部はやや急峻。畑の下部にはヴージュ川の源流が流れ、昼夜の寒暖差が果実の酸を保ちます。

土壌は石灰岩を主体とし、粘土分は少なく、表土は浅く砕けた石が多く見られます。この水はけの良い痩せた土壌により、ブドウは地中深く根を伸ばし、凝縮した果実と引き締まった骨格を備えたワインを生み出します。クロ・ド・ヴージョの陰に隠れた存在ながら、そのテロワールは繊細さと精緻さに満ちており、特にフーリエが手掛けるレ・プティ・ヴージョは、冷涼なミネラル感と緊張感に貫かれたスタイルで知られます。

*ワインを休ませるために*

札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓にあるワインショップPetite-Foret(プティット フォレ)。
私たちのセラーでは、太陽光(紫外線・可視光線・赤外線)・振動・強制対流・乾燥・温度変化(高温)・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除しております。
また、洞窟を模した暗闇のセラーの中で休んでいるワインたちが、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。どうぞ安心してワインをお選びください。▶︎詳しくはこちら

*ご購入をお考えのお客様へ*

スタンダードワインから、超限定品まで。
ワインラヴァーの皆さまに「適正価格」でお届けすることを大切に考えています。
転売を防ぎ、本当にワインを楽しみたい方へお届けするための取り組みとして、当店のホームページでは一部のワインのみ価格を掲載しています。掲載のないワインの金額を確認されたい場合は、▶︎お問い合わせ よりご連絡ください。

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