*ワインの評価*
正規割当品。
「艶やかな紫色が印象的。香りは野イチゴや乾いた下草を思わせる複雑さがあり、ごくわずかにスパイシーなニュアンスも。味わいは驚くほど繊細で、果実の純度と気品が共存しています。骨格はしっかりとしていますが、全体の印象はあくまで上品。12.7%という控えめなアルコール度数が示すとおり、このルショット・シャンベルタンは力強さよりもフィネスに重きを置いた仕上がりです。余韻には白胡椒のようなアクセントがあり、静かなエネルギーがじんわりと続きます。」95-97/100点 Inside Burgundy ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
「乾いた花やスミレ、野いちごの香りが溢れ、驚くほどの繊細さと鮮度を備えたワイン。すでに見事な完成度を誇り、長い熟成にも耐えるポテンシャルを持つ。」 99/100点 Guide Vert 2025
*ドメーヌ・ジョルジュ・ミュニュレ=ジブールとは*
MVF 2025 2ツ星
ヴォーヌ・ロマネに本拠を構える家族経営のワイナリー。1933年、アンドレ・ミュニュレとジャンヌ・ジブール夫妻によって創設され、ブルゴーニュでも屈指の名門として知られています。
その息子ジョルジュ・ミュニュレは、眼科医としての職を持ちながらも熱心にドメーヌを拡大し、1953年にはクロ・ヴージョの区画を取得。その後もニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニー、そして1977年にはグラン・クリュのルショット・シャンベルタンを加え、ドメーヌの礎を築きました。
彼の死後、ドメーヌは妻ジャクリーヌと2人の娘、マリー=クリスティーヌとマリー=アンドレにより引き継がれます。どちらも医療・薬学の道からワイン造りへと転身し、現在ではその娘たちも加わり、新たな世代による丁寧なワイン造りが続けられています。
フィネスを追求したクラシカルなスタイルに定評があり、グラン・クリュから村名ワインに至るまで、すべてのキュヴェに安定した品質とエレガンスが宿っています。par Domaine Georges Mugneret-Gibourg
*ルショット・シャンベルタンとは*
ルショット・シャンベルタンは、ジュヴレ・シャンベルタンの北端、斜面の最上部に位置するグラン・クリュ。3haほどの小さな畑で、地表はごく薄い石灰質土壌に覆われ、下層には岩が露出しています。痩せた土地に無数の小石が広がり、岩盤が顔を覗かせるこの土地は、根が深く張ることを強いられたブドウに緊張感と奥行きを与えます。
この畑は、コート・ドールを横切るラヴォー谷(Combe de Lavaux)の出口にあたり、冷涼な風と日照のバランスが取れた好条件の立地です。日中は南東向きの斜面が太陽を受け、夜は谷から吹き下ろす冷気により、果実の成熟と酸の保持が両立されます。
1977年、この特別な区画を購入したのはジョルジュ・ミュニュレ。シャルル・ルソーの助けを得て、ドメーヌ・トマ=ボッソの畑の売却に伴い譲り受けたものです。その出会いに今も深い感謝を込め、「Merci Charles Rousseau!」という言葉が公式サイトにも記されています。
この特別なテロワールから生まれるワインは、しばしば淡い色調ながらも、香りには花のような優雅さとスパイスのような複雑さを持ち、味わいには繊細さと奥行きが共存しています。
*ワインを休ませるために*
札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓に佇むワインショップPetite-Foret(プティット フォレ)。
ワインが本来のポテンシャルを発揮できるよう、セラーでは徹底した環境管理を行っています。
太陽光(紫外線・可視光線・赤外線)・振動・強制対流(クーラー)・乾燥・温度変化(高温)・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除。
また、洞窟を模した暗闇のセラーで休んでいるワインたちは、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。
どうぞ安心してワインをお選びください。詳しくはこちら
*ご購入をお考えのお客様へ*
スタンダードワインから、超限定品まで。
ワインラヴァーの皆さまに「適正価格」でお届けすることを大切に考えています。
転売を防ぎ、本当にワインを楽しみたい方へお届けするための取り組みとして、当店のホームページでは一部のワインのみ価格を掲載しています。掲載のないワインの金額を確認されたい場合は、「お問い合わせ」よりご連絡ください。