＊ワインの評価＊
通常よりも低収量（50〜55hl/haに対し30〜35hl/ha）で、これは台木161/49による一部の樹の損傷が原因。淡いレモン色にごくわずかに緑がかったトーン。香りはエレガントで心地よく、時間とともに上質なスモーキーさやベーコンのようなニュアンスが現れる。質の高い白系果実を、細やかなタンニンが下支えし、質感も印象的。中程度よりやや長めの余韻で、全体的に魅力ある仕上がり。アフターにはやや熟した印象も残る。90〜93/100点 Inside Burgundy
＊カロリーヌ・モレとは＊
カロリーヌ・モレは、2014年に父ジャン・マルク・モレから畑を引き継ぎ、自らの名を冠したドメーヌをシャサーニュ・モンラッシェに設立しました。はじめは2.4haからのスタートでしたが、現在では7haにまで拡大。シャルドネが約65%、ピノ・ノワールが35%という比率で栽培されています。
醸造は、夫であるピエール・イヴ・コランとともに運営するセラーで行われ、天然酵母の使用、バトナージュなし、マロラクティック発酵も加温せず自然に任せ、瓶詰め前の濾過も行いません。
熟成には主に350Lの樽（demi-muids）を用い、シャルドネ本来の繊細さや純度を保つため、すべての工程において過剰な介入を避けています。蝋封と未処理のコルクを使用したボトリングは、自然な状態での長期保存を意識したものです。par Domaine Caroline Morey
＊シャン・ガンとは＊
シャン・ガンは、シャサーニュ・モンラッシェ村の中腹に広がるプルミエ・クリュで、面積は約4.6ha。シャルドネとピノ・ノワールの両方が栽培されていますが、特に注目されているのは、ふくらみがありながらもバランスの取れた白ワインです。
この畑は、北西で村の外れに接し、斜面上部にはカイユレが広がります。ほぼ同じ高度には、南にレ・フェランド、北にラ・マルトロワが位置しており、いずれも優れたプルミエ・クリュとして知られています。一方、斜面下部の平坦なエリアは、村名格付けにとどまります。
緩やかな南東向きの斜面は、朝の日差しをたっぷりと受け、午後の強い光は適度に遮られるという理想的な日照条件を備えています。土壌は石灰岩が豊富で、その上に赤みを帯びた小石混じりのマール質粘土が浅く広がっており、この組み合わせが、果実の凝縮感とミネラル感を備えたワインを生み出します。
なお「シャン・ガン」という名前は「開墾された畑」を意味し、隣村ピュリニー・モンラッシェにも同名のクリマが存在します。
＊ワインを休ませるために＊
札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓にあるワインショップPetite-Foret（プティット フォレ）。
私たちのセラーでは、太陽光（紫外線・可視光線・赤外線）・振動・強制対流・乾燥・温度変化（高温）・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除しております。
また、洞窟を模した暗闇のセラーの中で休んでいるワインたちが、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。
どうぞ安心してワインをお選びください。詳しくはこちら
＊ご購入をお考えのお客様へ＊
スタンダードワインから、超限定品まで。ワインラヴァーの皆さまに「適正価格」でお届けすることを大切に考えています。
転売を防ぎ、本当にワインを楽しみたい方へお届けするための取り組みとして、当店のホームページでは一部のワインのみ価格を掲載しています。掲載のないワインの金額を確認されたい場合は、「お問い合わせ」よりご連絡ください。