＊ワインの評価＊
「豪奢な紫色。気品ある香りに、よく熟したラズベリーの深み。ベルベットのタッチを思わせる質感。果実は濃密だが酸はきれいに通り、全体は“とても良い”。」93–95/100点 Inside Burgundy
「ピュアで控えめな香り。シャキッとしたタンニンがジューシーな肉付きに寄り添い、気品と滋味を兼ね備えた大きなスケール。」96/100点 Guide Vert 2024 Coup de cœur獲得キュヴェ。
※Coup de cœur：Guide Vertで「その年に特に心を打ったワイン」に贈られます。
＊ドメーヌ・ポンソとは＊
MVF 2025 3ツ星
1872年にウィリアム・ポンソがモレ＝サン＝ドニに創業。
創業早々からクロ・デ・モン＝ルイザンやクロ・ド・ラ・ロッシュの一部を所有しました。1920年以降は甥のアンリ、イポリットへ。イポリットはAOC制度の立ち上げにも関わり、1934年には当時としては稀な自社瓶詰め設備を導入、欧米への輸出を開始します。
60年代にはクローン選抜にも取り組み、1975年に家族会社化。1981年からローラン・ポンソが参加し、97年に姉のローズ＝マリーとともに主導。2008年のオークション不正ワイン摘発では中心人物としても知られます。2017年にローランが離れた後は、ローズ＝マリー・ポンソがアレクサンドル・アベルと共に運営。スタイルはフードル発酵、長期熟成、ほぼ新樽不使用、亜硫酸は少量または無添加という方針で、テロワールの個性をそのまま映す造り。
現在も6つのグラン・クリュと、アリゴテ100%という異色のモレ1級・クロ・デ・モン＝リュイザン・ブランを擁します（2016年以降、一部区画は喪失）。par Domaine Ponsot
＊シャペル＝シャンベルタンとは＊
シャペル＝シャンベルタンは、ジュヴレのグラン・クリュ帯の下部に位置し、直上のシャンベルタン＝クロ・ド・ベーズに隣接。面積は約5.5haと小さく、土壌は石灰質主体で礫が多く排水性に優れるため、根は深く張り、健全で凝縮した果実を育みます。
気候はコート・ドールらしい大きな昼夜差で、糖と酸のバランスを保ちやすいのが持ち味。色調や濃度は上部のシャンベルタン系よりやや軽やかと形容される一方、ピノ・ノワールらしい品格ある骨格と長期熟成力を備えます。
名称はもともと「Chapelle（礼拝堂）」に由来し、ナポレオン期の規定により隣接するシャンベルタン系に倣って「-Chambertin」を付すことが認められ、1937年にグラン・クリュへ。
＊ワインを休ませるために＊
札幌市南区、藻岩下。藻岩山麓に佇むワインショップPetite-Foret（プティット・フォレ）。ワインが本来のポテンシャルを発揮できるよう、セラーでは徹底した環境管理を行っています。
太陽光（紫外線・可視光線・赤外線）・振動・強制対流（クーラー）・乾燥・温度変化（高温）・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除。また、洞窟を模した暗闇のセラーで休んでいるワインたちは、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。
どうぞ安心してワインをお選びください。詳細はこちら
＊ご購入をお考えのお客様へ＊
スタンダードワインから、超限定品まで。ワインラヴァーの皆さまに「適正価格」でお届けすることを大切に考えています。
転売を防ぎ、本当にワインを楽しみたい方へお届けするための取り組みとして、当店のホームページでは一部のワインのみ価格を掲載しています。掲載のないワインの金額を確認されたい場合は、「お問い合わせ」よりご連絡ください。