*ドメーヌ・アルマン・ルソーからの大切なお願い*
当店でご紹介しているドメーヌ・アルマン・ルソーのワインについては、ドメーヌの方針により、下記の点を遵守したうえで販売しております。
・適正価格での販売
・転売や投機的購入の禁止
・インターネット上での販売行為の禁止
・適切な温度管理のもとでの保管とご提供
なお、現在インターネット上で流通しているルソーのワインには、正規品ではないものが多く含まれています。正規品はオンラインで販売することが許可されておらず、ネット上で出回っている時点で正規ルート以外の可能性が高いとお考えください。
*評価*
「2021年は若干控えめなスタイルで知られ、最上級年のような厚みには及ばないものの、ルソーらしい精度と調和を備えた仕上がり。ほんのわずかに還元的なニュアンスが感じられる香りから始まり、口中では波のように押し寄せる果実の層。中盤にかけて深みが現れ、余韻は伸びやかで持続性があります。気品と余白を感じさせる、落ち着いた美しさが余韻に残ります。」94–97/100点 Inside Burgundy
98/100点 Guide Vert 2024
*ドメーヌ・アルマン・ルソーとは*
MVF 2025 4ツ星(最高評価)
アルマン・ルソーは、20世紀初頭にジュヴレ・シャンベルタン村で創設された、ブルゴーニュを代表する歴史あるドメーヌのひとつです。創業者アルマン・ルソーは、樽職人やネゴシアンとしても活躍する一族に生まれ、1902年、成人とともにジュヴレ・シャンベルタン村のいくつかの畑を相続します。その後すぐに、シャルム=シャンベルタン、クロ・ド・ラ・ロッシュ、そして後にシャンベルタンをはじめとするグラン・クリュの取得へと歩みを進めました。
特筆すべきは、1920年代からすでに自社元詰めを始めていた先駆性にあります。これは、ネゴシアン中心だった当時のブルゴーニュにおいて極めて画期的な取り組みであり、その後のドメーヌ文化を切り拓く原動力ともなりました。
1959年にアルマンが逝去した後、息子のシャルル・ルソーがドメーヌを継承し、畑の拡張を進めながら品質への哲学を深化させます。特に1954年に取得されたプルミエ・クリュ「クロ・サン・ジャック」は、後にグラン・クリュに匹敵する畑として評価されるようになりました。
1982年にはシャルルの息子エリック・ルソーが加わり、2006年には孫娘のシリエル・ルソーもチームに加わっています。現在はエリックとシリエルが中心となり、伝統を守りながらも少しずつ進化を重ねています。過度な抽出を避け、優雅さとピュアさ、そしてテロワールの個性を最優先に表現するスタイルは、ブルゴーニュの新たなクラシシズムとして高く評価されています。
ドメーヌは現在、ジュヴレ・シャンベルタン村とその周辺に約15haの畑を所有。そのうちグラン・クリュは7つに及び、「シャンベルタン」「クロ・ド・ベーズ」「シャルム」「マジ」「マゾワイエール」「リュショット(Clos des Ruchottes)」「クロ・ド・ラ・ロッシュ」に加え、プルミエ・クリュの「クロ・サン・ジャック」「レ・カズティエ」「ラヴォー・サン・ジャック」などを擁します。いずれのキュヴェもピノ・ノワール100%、除梗率や樽使いは年ごとに調整され、新樽比率は20〜100%の範囲で適切に管理されます。
ブドウ栽培にはリュット・レゾネ(減農薬農法)を採用しており、化学肥料や除草剤の使用を避け、健全で持続可能な土壌の維持を重視しています。ワイン造りにおいては、果実の熟度と繊細さの両立を追求し、優しく、しかし芯のあるスタイルを生み出しています。
ドメーヌ・アルマン・ルソーのワインは、今や世界中で最も信頼され、敬愛されるブルゴーニュの一角として、その名を確かなものとしています。par Domaine Armand Rousseau
*ル・シャンベルタンとは*
ル・シャンベルタンは、ジュヴレ・シャンベルタン村を代表する特級畑であり、ナポレオンも愛したことで知られるブルゴーニュの象徴的テロワール。標高は260〜300m、東向きの斜面に位置し、土壌は小石混じりの石灰質。表土は浅く、水はけが良好で、上部では粘土の割合が少なく、下部ではやや多くなるなど、微細な変化に富んでいます。
この畑から生まれるワインは、豊かな赤系・黒系果実の風味に加え、大地やスパイスの香り、そして何よりも力強く構造的な骨格が際立ちます。若いうちは引き締まった印象を与えますが、長期熟成によって真価を発揮し、数十年にわたり美しい進化を遂げるポテンシャルを備えています。
ドメーヌ・ルソーが所有する区画は、畑の中腹から上部にかけて広がっており、一部は「ラレイ(Larrey)」と呼ばれる馬で耕作される急斜面の小区画を含みます。地質的にはバトニアン期の石灰質とバジョシアン期のマールが層を成しており、シャルドネではなくピノ・ノワールの表現力を最大限に引き出す土壌です。
*ワインを休ませるために*
札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓に佇むワインショップPetite-Foret(プティット フォレ)。
ワインが本来のポテンシャルを発揮できるよう、セラーでは徹底した環境管理を行っています。
太陽光(紫外線・可視光線・赤外線)・振動・強制対流(クーラー)・乾燥・温度変化(高温)・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除。
また、洞窟を模した暗闇のセラーで休んでいるワインたちは、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。
どうぞ安心してワインをお選びください。詳しくはこちら
*ご購入をお考えのお客様へ*
スタンダードワインから、超限定品まで。
ワインラヴァーの皆さまに「適正価格」でお届けすることを大切に考えています。
転売を防ぎ、本当にワインを楽しみたい方へお届けするための取り組みとして、当店のホームページでは一部のワインのみ価格を掲載しています。掲載のないワインの金額を確認されたい場合は、「お問い合わせ」よりご連絡ください。