世界のトップクラス生産者に躍り出たヴァンサン・ジラルダンの自社畑ワイン。樽のローストの香り、石のミネラルのニュアンス。フレッシュな柑橘類、また味わいの中にもミネラルの要素を感じます。力強い骨格と厚みがあります。
2012年に突如として訪れた危機を乗り越えた「新生ヴァンサン・ジラルダン」は、その後瞬く間にドメーヌの地位を押し上げ、今やブルゴーニュを代表するトップ・ドメーヌのひとつとして評価されるまでに至りました。それまでのような「コストパフォーマンスの高い生産者」としてではなく、「最高品質のワインを造るドメーヌ」として認められたということに大きな意味があります。par Domaine Vincent Girardin
「ふくよかな黄色で、他のムルソーの1er Crusよりも果実のボリュームがすぐにわかる香り。口に含むと、特に樽香が強い。オークの 存在感は、果実味が後方にあるためでもあります。素晴らしいミネラルが背後にあり、このワインがその実力を示すにはかなりの年数が必要。2027年から2035年まで」94/100点 par Jasper Morris