*評価*
「ラ・ブリュネルはオー・コルヴェに隣接するが、それほど深くない土壌で、家屋によって北風から守られています。そのため早熟。紫よりも黒が強く、「よりサテンのような果実味」とベニーニュ。やや重く熟したブーケで、確かに黒っぽいニュアンスがあり、少し苦味があります。熟したカシスのニュアンスがあり、甘く厚みのあるテクスチャー。Tasted: November 2021」88-91/100点 par Jasper Morris (Inside Burgundy)
*ドメーヌ・ルブルソーとは*
大改革をもたらす若き兄弟。
2015年ジャン・ド・シュレル氏は息子のルイとベニーニュにバトンを渡しました。マーケティングを学びドメーヌの戦略の舵を取るルイと、ボーヌで醸造学を修めた後ブルゴーニュの生産者では珍しくボルドーなどで修業を積んだベニーニュ。彼らのもたらした変革により品質は格段に上昇し、圧倒的な評価を集めるようになりました。ジュヴレ・シャンベルタン最上の造り手の一人へ。これが新生アンリ・ルブルソーの幕開けの瞬間です。
ビオロジックの実践とビオディナミに関して探求。銅の使用を従来より35%削減や、ブルゴーニュでは2例目となる土壌分析の専門機関(Geocarta社)での分析を行い個々の畑に対する理解を深めています。「畑では最大限の仕事を行う」という信念の下、畑作業の強化を図っています。
またグラビティシステムを導入し果汁への負荷を軽減。さらにピジャージュの回数を減らす、アルコール醗酵の温度を下げる等、過度な抽出を避けてテロワールをより表現できるようしました。樽のメーカーも常に厳選しており、6・7社の樽の中から最もアンリ・ルブルソーに合う樽を探っています。par Domaine Rebourseau
*ジュヴレ・シャンベルタン村とは*
ジュヴレ・シャンベルタン村の南に広がるラ・コルヴェは、比較的平坦で豊かな土地。南端で隣接する1級畑のフィネスを予感させます。
ジュヴレ・シャンベルタンのA.O.C.は、ヴィンテージごとに200万本以上のワインを生産しています。この数字には、特級畑のワインは含まれません。
特級畑が最も注目を集めますが、ジュヴレ・シャンベルタン村の標準的なA.O.C.で造られたワインも非常に高い評価を受けています。特級畑と同様、A.O.C.ジュヴレ・シャンベルタンのワインはピノ・ノワールだけで造られています。
この村のワインは、ブルゴーニュで最もフルボディで骨格がしっかりしていると広く評価されており、色、香り、風味の特別な強さがあり、印象的な長期熟成は言うまでもありません。しっかりとした骨格を持つこの村のワインは、よくできたものであれば数十年にわたり瓶の中で熟成します。
ジュヴレ・シャンベルタンは、この村の確固たる評判と比較的多くの生産量と相まって、ブルゴーニュワインの「王者」としての名声を獲得しています。
*ワインを休ませるために*
札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓にあるワインショップPetite-Foret(プティット フォレ)。
私たちのセラーでは、太陽光(紫外線・可視光線・赤外線)・振動・強制対流・乾燥・温度変化(高温)・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除しております。
また、洞窟を模した暗闇のセラーの中で休んでいるワインたちが、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。どうぞ安心してワインをお選びください。詳しくはこちら