*評価*
「新鮮で明るい紫色。鮮やかでみずみずしい香りで熱狂的ながらも熱くない印象。口に含むと非常に満足感があり、バランスの良い酸味と若干の白胡椒のニュアンスもあります。素晴らしいワイン。89%の全房発酵。Tasted: November 2022.」96/100点 par Jasper Morris (Inside Burgundy)
※「熱狂的ながらも熱くない印象」とは、ワインが非常に活気に満ちていてエキサイティングながら、そのエネルギーが過度に興奮しているわけではなく、バランスがとれているという意味。つまり、ワインが活発でありながらも穏やかで、過剰な熱狂や興奮を感じさせない、上品で落ち着いた印象を与えるということ。
*ドメーヌ・デュジャックとは*
VF2024 2ツ星生産者。
1968年にジャック・セイスによって設立されたブルゴーニュにある歴史あるワイナリーです。当初はビスケット製造業から転身したセイスがワイン造りを学び、最初の5haを購入してスタートしました。1998年からは、息子のジェレミーとその家族も経営に加わり、オーガニックへの転換を進め、2011年にはオーガニック認証を取得しました。
若いワインではタンニンが植物的でやや硬質な印象を与えますが、全房のブドウはピノ独特のアロマティックなフィネスを引き出します。長期熟成(20年以上)させることで、ワイン造りのアプローチが十分に発揮され、しばしば崇高な第三のブーケが現れます。素晴らしい畑を持つこのドメーヌは、2005年にマルコンソール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、ル。・シャンベルタン、2014年にはピュリニー・モンラッシェの銘醸畑を新たに取得しました。
ドメーヌ・デュジャックは高い需要に応えるために、ジャック・セイスがネゴシアン業を立ち上げ、デュジャック・フィス・エ・ペールとしてもワインを提供しています。現在は、息子のジェレミー・セイスが家族とともに経営を引き継ぎ、ドメーヌの運営をしています。
2022年に完成した新しい醸造所は、より精密な醸造を可能にしました。 par Domaine Dujac
*クロ・サン・ドニとは*
クロ・サン=ドニは、ブルゴーニュの名高いコート・ド・ニュイ地域にあるモレ・サン=ドニ村に位置し、その土地は長い歴史を持つグラン・クリュのブドウ畑です。
この畑は、コート・ドールの斜面の中腹にあり、モレ・サン=ドニ村の北に位置し、約6.6haの土地をカバーしています。クロ・サン=ドニのワインはピノ・ノワールから造られ、隣接するクロ・ド・ラ・ロシュ・グラン・クリュのワインよりも芳醇で繊細とされています。
この畑の名前は11世紀に遡り、1023年に設立された Collegiale de Saint-Denis de Vergy の宗教的な秩序に由来し、その後13世紀までに畑が造られました。元々のクロ・サン=ドニのブドウ畑は2ha以上あり、クロ・ド・ラ・ロシュとモレ村の北端の間の丘の斜面に位置しています。これらのグラン・クリュは類似したテロワールを共有しており、1936年に公式の格付けを受ける際にそれぞれの名前のブドウ畑が拡張されました。
地質学的にはジュラ紀の石灰岩ベースの土壌で、岩が多く含まれ、粘土質で、排水の良い表土が薄く覆っています。クロ・サン=ドニは東向きに開かれており、朝の日光と西風からの保護を受けています。
その結果、ブドウは完全なフェノール熟成に達し、酸味を保ちながら、バランスの取れたワインが生産されます。最も広大な土地を所有しているのは、ジョルジュ・リニエとドメーヌ・デュジャックで、それぞれ約1.5haの土地を所有しています。
*ワインを休ませるために*
札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓にあるワインショップPetite-Foret(プティット フォレ)。
私たちのセラーでは、太陽光(紫外線・可視光線・赤外線)・振動・強制対流・乾燥・温度変化(高温)・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除しております。
また、洞窟を模した暗闇のセラーの中で休んでいるワインたちが、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。どうぞ安心してワインをお選びください。詳しくはこちら
*ご購入をお考えのお客様へ*
スタンダードワインから、シルヴァン・カティアールやアルマン・ルソー、ピエール・イヴやルフレーヴなどの超限定品をワインラヴァーの皆様へ「適正価格」でお届けしたい!
そんな想いを胸に、どうしたら転売をなくせるのか試行錯誤しております。
当店のホームページには金額表記のないワインがありますが、転売対策のため実験的に行なっております。金額を確認されたい場合はお手数ですが「右上どんぐりメニュー→ご予約・お問い合わせ」よりお気軽にお問合せくださいませ!