*ワインの評価*
鮮やかな紫色。グラスに注ぐと、凝縮した果実の香りが広がり、力強い印象を与えます。中盤はしなやかで、伸びやかな酸がバランスを整え、心地よい余韻へと続きます。繊細さと力強さが共存する、シルヴァン・カティアールならではの仕上がり。89-93/100点 Inside Burgundy (⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎)
*シルヴァン・カティアールとは*
シルヴァン・カティアールは、ヴォーヌ・ロマネに拠点を置く家族経営のドメーヌ。1930年代に祖父がワイン造りを始め、1969年に父アンドレが引き継ぎました。シルヴァン自身は1980年代からワイン造りに携わり、1990年代にはドメーヌの品質をブルゴーニュ最高峰のレベルへと押し上げます。2006年からは息子のセバスチャンが加わり、さらなる進化を遂げています。畑の管理から醸造に至るまで家族の手で行い、純粋なテロワール表現を追求しております。
その希少性の高さも特徴のひとつです。カティアールのワインは、流通量が極めて少なく、日本国内ではほとんど見かけることがありません。ヴィラージュレベルのヴォーヌ・ロマネですら入手困難で、プルミエ・クリュやグラン・クリュともなれば、その希少性はさらに高まります。ワイン愛好家の間では「見つけたら迷わず手に入れるべき生産者」のひとつとして知られています。 Domaine Sylvain Cathiard
*ヴォーヌ・ロマネとは*
ヴォーヌ・ロマネは、ブルゴーニュのコート・ド・ニュイに位置し、名高いグラン・クリュとプルミエ・クリュを擁する歴史ある村です。19世紀に「ロマネ」の名を冠し、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、ロマネ・コンティなど、世界的に評価の高い畑が集まります。
コート・ドールの中腹に広がる畑は、石灰質と粘土質が混ざる土壌と適度な標高によって、ピノ・ノワールの持つフィネスと力強さを引き出します。修道士たちが育んできた歴史を背景に、現在もヴォーヌ・ロマネのワインはエレガンスと凝縮感を兼ね備え、長い熟成ポテンシャルを持つことで知られています。
*ワインを休ませるために*
札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓に佇むワインショップPetite-Foret(プティット フォレ)。
ワインが本来のポテンシャルを発揮できるよう、セラーでは徹底した環境管理を行っています。
太陽光(紫外線・可視光線・赤外線)・振動・強制対流(クーラー)・乾燥・温度変化(高温)・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除しております。また、洞窟を模した暗闇のセラーの中で休んでいるワインたちが、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。
どうぞ安心してワインをお選びください。詳しくはこちら。
*ご購入をお考えのお客様へ*
スタンダードワインから、デュジャックやアルマン・ルソー、ピエール・イヴやルフレーヴ、ラヴノーなどの超限定品まで。ワインラヴァーの皆さまに「適正価格」でお届けすることを大切に考えています。
転売を防ぎ、本当にワインを楽しみたい方へお届けするための取り組みとして、当店のホームページでは金額表記を原則行わず、一部のワインのみ記載しています。金額を確認されたい場合はお手数ですが「お問い合わせ」よりお気軽にお問合せくださいませ。