細かい粘土質、石混じりの層、石灰岩、泥灰土が交互に現れるテロワールと、徐々に明らかになってきている。香りには、熟した白や黄色の果肉と甘いスパイスが感じられ、さらにミネラルと爽やかな香りへと続く。口に含むと、ブドウの果皮の苦味とある種の塩味が感じられ、おそらく果実味とテロワールの微妙なバランスを表しているのだろう。この濃厚な印象は、フィニッシュまで続く酸味のあるフレッシュさとよく調和している。
「2014年からこの畑の栽培を始めました。この畑は1er Cruに格付けされているフリオンヌの中心に位置しています。このフリオンヌは、レ・シャン(4.3ha)、レ・フリオンヌ(2.99ha)、レ・ペリエール(5.25ha)の3つのリュー・ディ(区画)からなります。
ヴィレーヌがボトルのラベルに “Les Perrières “という名前を選んだのは、岩が露出している石の多い土壌と、そこから生まれるワインの豊かなミネラルを最もよく表していると感じたから。」par Domaine De Villaine
ファースト・リリースは2014年。正直僕はこのワインの事を知りませんでした。
コロナ禍前、フランスのオクシタニーを旅した時、とあるレストランのワインリストから発見しました。ヴィレーヌの事は知っていましたが、このペリエールは見た事がない!
日本に戻り大至急正規輸入元さんへ確認したところ、極・極少量の日本割当があるとおっしゃっておりました。しかし日本ではまだまだ無名のワインのタイミング。運良くそれ以来数は少ないながらも割当を頂戴できております。
正規割当の超限定品。ワインの本質を感じてくださるお客様へぜひお勧めしたい1本です。