フランスの3ツ星レストランでル・モンラッシェをオンリストするならば。僕が今まで見かけることが多かった生産者はコント・ラフォン。1つのお店で6~10ヴィンテージほどオンリストしているレストランが多いイメージです。その他はラモネやソゼ、DRC(1ヴィンテージぐらいはオンリストしていました)、超稀にルフレーヴなどもオンリストしているのを見かけたことがあります。このルシアン・ル・モワンヌもとある3ツ星レストランでラフォンの横にしっかりとオンリストされていたものです。
ル・モンラッシェは、ピュリニー村とシャサーニュ村の間に位置するグラン・クリュの畑。この畑はシャルドネにとって世界最高峰であると広く認められており、そのワインはしばしばこのブドウの究極の表現とみなされます。リッチで骨格があり、1本数千ドルで取引されることも。
畑は7.99haの長方形で、その長さは北東から南西に走り、ピュリニー(北)とシャサーニュ(南)の境界線によってほぼ半分に分断されています。石灰岩と泥灰土をベースにした斜面は主に南東を向いており、午前と午後に理想的な日照を得ることができます。
この向きの変化はブドウの樹の仕立て方にも反映され、南端は(長方形に沿って)北東から南西に、それ以外の部分は長方形の幅(北西から南東)に沿ってブドウの樹が植えられている。
この畑は、モンラッシェの名を冠した他の4つのグラン・クリュに隣接しています。シュヴァリエ・モンラッシェはその中でも最高峰とされ(ただし、ブルゴーニュのあらゆるものがそうであるように、生産者は畑と同じくらい重要である場合もある)、上の斜面に位置し、その下にバタール・モンラッシェ、その下にピュリニー側のビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ、シャサーニュ側の南端にクリオがあります。
モンラッシェが最初に言及されたのは13世紀のことで、この地は地元のベネディクト会修道院に寄進されました。何世紀にもわたり、教会や地元の貴族など多くの所有者を経て、名声と威信を高めていったのです。
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