「香りはやや内向的だが、味わいはフィネスとある種の柔らかさによってその存在感を示す。」93/100点 Guide vert 2020
「淡く澄んだ色合い、香りにはわずかに黄色い果実味があり、口に含むと塩味のタッチが際立つ。中程度の凝縮感、海をイメージできるミネラルと適度な余韻。」 Tasted: October 2018. 88/100点 par Jasper Morris
1er Cruレ・カステに続くこのル・バンは、3つの区画を合わせた1.5haの広さです。土壌は石灰質で、長い間、赤ワイン用のブドウが植えられていました。当主ピエールが父親と一緒に働いていた1996年に購入し、その後、シャルドネに植え替えました。
洋ナシ、オレンジオイル、白い花、トーストのアロマ。柑橘類の深みと熟度があり、エネルギーに溢れています。ミディアムボディで、上質な深みがあります。
サン・トーバンのキレのあるワインを知るための入門といえる1本です。
若いうちは直線的な味わいですが、熟成とともにアン・レミリーをイメージできるふくよかさを兼ね備えてきます。
面白いことにこのワイン、プロが好むGuide vertでは高得点を獲得し、ワインラヴァーが好むInside Burgundy(Jasper Morris)では平均点あたりの評価です。
自分で試してみて、どちらの評価が好みに合っているか。
それにより自分の信頼すべきワイン評価誌が自ずとみえてきます。
このワインだけのご購入はお断りいたします。