クロ・ド・ラ・ロッシュの上に位置する標高の高い1級畑。デュジャックがここに植えたシャルドネから白ワインをリリースしたのは2000年。par Domiane Dujac
村名モレ・サン・ドニの白ワインとは性格を異にするタイトなミネラル感。
香りもシトラスが中心であり、じつにエレガントな白ワイン。
村の北東、斜面の頂上に位置し、東向きの畑は標高差が大きく311～343メートルほど。この丘陵地の土壌は厚さ60～80センチで、砂質-シルト質の混じった角ばった石灰岩の砂利に富んでいる。この土壌は炭酸塩に富み、浸食に非常に弱い。モン・リュイザンの第四紀層は、石灰岩の礫岩で構成されており、Grèzes litéesとして知られる層状堆積物である。これらの角ばったコンブランシャン石灰岩の礫層は、時には10メートル以上の厚さで斜面を覆っている。これらの地層構成がこのワインに特異なキャラクターを与えているのです。
「淡いレモン色、香りはフェンネルのニュアンス、しかしきめ細かく、このヴィンテージのフレッシュなスタイルが表れています。後味は非常に上品で、酸味が強い。素晴らしい余韻と力強さ。実に素晴らしい。」92/100点 par Jasper Morris