かつてシャルドネやピノ・ブランも混ぜられていたクロ・デ・モン・リュイザン・ブランは、今日、1911年に植樹されたアリゴテの古木100%から造られております。 とかくシャルドネよりも劣ると見られがちなアリゴテですが、収量を抑えればこれほど見事なワインになるのかというよいお手本。par Domaine Ponsot
蜂蜜のような香りが抜栓直後から立ち昇ります。液体温度にもよりますが、とても滑らかな食感。しっかりとモン・リュイザンのテロワールのキャラクターである塩味を帯びた余韻も長く続きます。
デュジャックのモン・リュイザン・ブランよりもふくよかな印象。この2本のモン・リュイザンを飲み比べる事で、使用されているブドウ品種が違う事でよりテロワールを感じると事ができるのではないでしょうか。
「張りがあり、非常にピュアなモン・ルイザンは、明るくミネラリーで、タルカムパウダーのノーズ。エレガンスとフレッシュさを兼ね備え、タンニンの効いたフェノリック(化合物の一種でブドウの果皮や種、または梗に含まれる。 タンニンはフェノールの一種。 味わいに仄かな「苦味」や「渋み」を与え、ワインの味わいにおいて、深みやテクスチャーを与える)なフィニッシュ。」94/100点 par Guide vert 2019