*このワインは*
しっかりとした強さに、みずみずしい酸とミネラルが寄り添います。ヴォーヌ・ロマネらしい力と繊細さの均衡が感じられ、ドメーヌいわくこのキュヴェはアペラシオンの個性をよく映します。時に骨格が引き締まり、若いうちはややタイトに感じることもありますが、時間とともにほどけていきます。
熟成については、最初から魅力的に感じられる一方で、瓶熟でいっそう深みと調和が増すとのこと。3〜4年で飲み頃に入り、10〜15年、さらに長期の熟成にも十分耐えます。
醸造・熟成は2区画を別々に仕込み、瓶詰め前にアッサンブラージュ。濃密でゆっくり育つワインのため長めの熟成を施し、新樽比率はおおむね50%。畑で得られる自然なバランスを尊重し、特別な操作は要しません。
*メオ=カミュゼとは*
MVF 2025 2ツ星。
本拠はヴォーヌ・ロマネ。メオ=カミュゼは、家族の歩みとともに畑を受け継いできた名門です。
20世紀初頭、エティエンヌ・カミュゼがリシュブールやクロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、コルトンなどの銘醸畑を集積。1902〜1932年にはコート=ドール選出の代議士も務めました。その娘マリア・ノワロの逝去後、1959年に親族のジャン・メオが継承し、現在のドメーヌ名に。ジャンはド・ゴール将軍の技術顧問や石油関連企業の要職、後にはシラクの経済顧問や欧州議会議員を歴任しつつ、長らくワインを樽売りしていましたが、1985年から自社元詰めへ舵を切ります。
1989年にジャン=ニコラ・メオが当主に就任。メタヤージュ(分益耕作)でドメーヌの畑を長年任されていたアンリ・ジャイエの教えを受けながら、少しずつ自社管理の区画を取り戻していきました。現在はコート・ドール各地に約14haの畑を持ち、リシュブール、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、コルトンなどのグラン・クリュに加え、ジャイエで名高いクロ・パラントゥの一部も手がけます。
醸造はヴィンテージに応じた柔軟なアプローチで、可能な限り有機的に栽培しつつ、認証はあえて取得していません。ワインは繊細な芳香の凝縮と上質な樽使いを備え、数年の瓶熟で香りが開き、質感にいっそう深みが増していきます。近年は小規模なネゴスのラインも展開し、オレゴンでも醸造に携わるなど、土着のクラシシズムと現代的な洗練のバランスを大切にしながら、表現の幅を広げています。醸造チームには醸造家マリア・イグナシア・ナバロが名を連ね、丁寧な仕事でドメーヌのスタイルを支えています。par Domaine Méo-Camuzet
*ヴォーヌ・ロマネとは*
このヴォーヌ・ロマネは、約1.4haの自社2区画のブドウを主体に仕立てられます。
「レ・バロー(Les Barreaux)」は中腹に位置し、近くにリシュブールを望む区画。北東向きで、谷(コンブ)の影響を受ける冷涼な風がワインに清新さを与えます。ドメーヌの説明では“グラン・クリュ級の土壌”とされ、1970〜80年代に段階的に植樹。若い区画はかつて勢いが強めでしたが、現在は収量管理と遅めの収穫で成熟度をきちんと引き上げています。
「レ・コミュヌ(Les Communes)」は村の中心部にあり、アペラシオンを代表する古典的な土壌。1950年代後半植えの古木が多く、ワインに熟した果実味とシルキーな質感を重ねます。
2つの個性を別々に醸し、瓶詰め前にブレンドすることで、ヴォーヌ・ロマネらしい気品と芯のある構造を両立させます。
*ワインを休ませるために*
札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓に佇むワインショップPetite-Foret(プティット フォレ)。
ワインが本来のポテンシャルを発揮できるよう、セラーでは徹底した環境管理を行っています。
太陽光(紫外線・可視光線・赤外線)・振動・強制対流(クーラー)・乾燥・温度変化(高温)・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除。また、洞窟を模した暗闇のセラーで休んでいるワインたちは、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。
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*ご購入をお考えのお客様へ*
スタンダードワインから、超限定品まで。ワインラヴァーの皆さまに「適正価格」でお届けすることを大切に考えています。
転売を防ぎ、本当にワインを楽しみたい方へお届けするための取り組みとして、当店のホームページでは一部のワインのみ価格を掲載しています。掲載のないワインの金額を確認されたい場合は、「お問い合わせ」よりご連絡ください。