ジャック・セロスのアンセルム・セロス自身が「素晴らしいシャンパンメーカー」と絶賛したピエール・ラルマンディエ。
ラルマンディエ・ベルニエが所有する15haのブドウ畑には、シャルドネが90%以上、ピノ・ノワールと少量のピノ・グリが植えられています。平均樹齢は約35年。クラマン、オジェ、アヴィーズのグラン・クリュとヴェルテュのプルミエ・クリュに位置しています。
畑は東向きと南東向きで、海抜100~220メートルの白亜質土壌。1999年からビオディナミ農法を実践し、2003年に認証を取得。
ブドウは手摘みで収穫され、畑ごと別々に醸造されます。発酵とベースワインの熟成にはオーストリア産オーク樽とタンクを使用し、発酵は土着酵母の存在下で行います。
ワインは時折バトナージュを行いながら澱の上で熟成し、瓶詰め後、石灰質の岩をくりぬいて造られたワインセラーで瓶内二次発酵を行います。ワインは次に澱引きされ、リリースの6ヶ月前に手作業で排出されます。テロワールを伝えるため、ドサージュは常に控えめです(1リットルあたり4グラム以上の糖分を含むことはありません)。par Larmandier Bernier
ピエール夫人のソフィーはアヴィーズ出身。アンセルム・セロスの隣の家だった。ピエールとソフィーが結婚後にアヴィーズの畑がラルマンディエにもたらされた。シュマン・ダヴィーズの畑が単一畑のワインを造るに相応しい事は以前から意識していて2009年ヴィンテージからは他の畑のワインと分けて単独でのワイン造りを実施した。
グラン・クリュ アヴィーズの単一畑シュマン・ダヴィーズで栽培され手摘み収穫された葡萄は500Lの木樽で自生酵母を使用して発酵・熟成を行い、翌年7月に無清澄、無濾過でボトリング。瓶内2次発酵後、3年熟成させ、ドサージュ2g/Lでデゴルジュマンされる。