*このワインは*
赤系果実の清涼感に、黒胡椒や石、土、花など複雑なニュアンスが重なり合う。タンニンはきめ細かく磨かれており、フィニッシュは引き締まりつつも長く明るい印象。果実のピュアさと緻密な構造が見事に両立しています。
※96/100点 Guide Vert 2013
*イヴ・キュイロンとは*
MVF2026 2ツ星
イヴ・キュイロンは1987年に家業のドメーヌを継承して以降、3.5haだった畑を北ローヌ一帯に拡大し、現在は90ha以上を手がける造り手です。
家業を継ぐ前は工学系の道に進んでいたものの、兵役中に出会ったアルザスやブルゴーニュの造り手たちに影響を受け、「ワインの世界」へ転身。
徹底した畑仕事と自社醸造をベースに、ヴィオニエやシラーを中心に各地でテロワールを表現するキュヴェを展開しています。自然酵母の使用や樽発酵、リュット・レゾネによる栽培など、ロジックと経験を融合させたスタイルが特徴です。HVE認証を取得し、現在はビオロジックへの転換も進行中です。▶︎Yves Cuilleron
*レ・テール・ソンブルとは*
「レ・テール・ソンブル(Les Terres Sombres)」は、イヴ・キュイエロンがかつてリリースしていたコート・ロティのキュヴェ名です。フランス語で「暗い土壌」を意味し、コート・ロティ南部の複数区画から収穫されたシラー100%によって造られていました。畑は急斜面にあり、ミカ片(雲母)やシスト(片岩)、花崗岩などを含む土壌が主体です。
2010年ヴィンテージでは、全房使用の比率は抑えられ、自然酵母によりステンレスタンクで発酵後、フレンチオーク樽で18か月間熟成されました。新樽比率はヴィンテージによって調整されています。
このキュヴェは2014年を最後にラインナップから外れ、2015年以降はリュー・ディ(単一畑名)をそのままキュヴェ名とする方針に変更されました。これに伴い、かつて「レ・テール・ソンブル」に使用されていた畑のひとつである「ボニヴィエール(Bonnivières)」が、単独キュヴェとしてリリースされるようになりました。
現在、イヴ・キュイエロンの公式サイトには「レ・テール・ソンブル」の記載はなく、コート・ロティのキュヴェとしては「ボニヴィエール」「バスノン」「マディニエール」「ヴィアリエール」などが紹介されています。
*ワインを休ませるために*
札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓にあるワインショップPetite-Foret(プティット フォレ)。
私たちのセラーでは、太陽光(紫外線・可視光線・赤外線)・振動・強制対流・乾燥・温度変化(高温)・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除しております。
また、洞窟を模した暗闇のセラーの中で休んでいるワインたちが、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。どうぞ安心してワインをお選びください。▶︎詳しくはこちら
*ご購入をお考えのお客様へ*
スタンダードワインから、超限定品まで。ワインラヴァーの皆さまに「適正価格」でお届けすることを大切に考えています。
転売を防ぎ、本当にワインを楽しみたい方へお届けするための取り組みとして、当店のホームページでは一部のワインのみ価格を掲載しています。掲載のないワインの金額を確認されたい場合は、▶︎お問い合わせ よりご連絡ください。