*このワインは*
正規品のバックヴィンテージ
黒果実の凝縮した香りと石英片岩土壌由来のミネラル感。力強い果実味と引き締まった酸が調和し、余韻にはスパイスと樽由来の厚みが重なります。全房発酵を一部取り入れ、新樽比率の高いフレンチオークで18か月熟成された限定的なキュヴェ。
備考:96/100点 Guide Vert 2008
*フランソワ・ヴィラールとは*
MVF2026 2ツ星
フランソワ・ヴィラールは、料理人としての経歴を経て1980年代後半にワイン造りを志した生産者です。
1988年に初めて畑を取得し、翌年には自らの名を冠したドメーヌを設立。当初はわずか数ヘクタールから始まりましたが、北ローヌの主要アペラシオンに次々と畑を広げ、現在は45haを所有。さらにネゴシアンとしても幅広く活動しています。
栽培はビオロジックへと移行し、区画ごとの完熟度を見極めた収穫を実践。発酵は野生酵母を主体に行い、各区画を分けて醸造後、アッサンブラージュで最適な調和を追求します。熟成では新樽を積極的に用いながらも、果実とテロワールの個性を損なわないよう細心の注意を払います。コンドリューのヴィオニエと、コート・ロティのシラーを特に得意とし、繊細さと力強さを兼ね備えたスタイルで高い評価を得ています。▶︎Domaine François Villard
*ラ・ブロカルドとは*
「ラ・ブロカルド(La Brocarde)」は、コート・ロティのリュー・ディのひとつで、南東向きの急斜面に位置します。土壌は石英片岩が主体で、痩せた岩質土壌がシラーの凝縮度を高めます。1980年代後半から植樹され、2005年時点ではおよそ樹齢20年のブドウが使用されていました。
醸造においてはヴィンテージによって最大13%までヴィオニエが共醸されることがあり、全房を一部使用してステンレスタンクで発酵。新樽比率80〜100%のフレンチオークで18か月熟成されます。
生産本数は年間約1200本と極めて少なく、力強さとエレガンスを兼ね備えた造りで知られています。
*ワインを休ませるために*
札幌市南区、藻岩下。
藻岩山麓にあるワインショップPetite-Foret(プティット フォレ)。
私たちのセラーでは、太陽光(紫外線・可視光線・赤外線)・振動・強制対流・乾燥・温度変化(高温)・異臭・塩素・青かび等々、ワインにとって害あるものを可能な限り排除しております。
また、洞窟を模した暗闇のセラーの中で休んでいるワインたちが、当店を旅立つその日までセラー・マスター以外の人の手に触れることはありません。どうぞ安心してワインをお選びください。▶︎詳しくはこちら
*ご購入をお考えのお客様へ*
スタンダードワインから、超限定品まで。ワインラヴァーの皆さまに「適正価格」でお届けすることを大切に考えています。
転売を防ぎ、本当にワインを楽しみたい方へお届けするための取り組みとして、当店のホームページでは一部のワインのみ価格を掲載しています。掲載のないワインの金額を確認されたい場合は ▶︎お問い合わせ よりご連絡ください。